先人の苦労話

電子情報通信学会誌の会誌が来た.いつも電子電気な記事が多くて分野違いなのだが,今月の特集は,昔研究とかで苦労した話が載っていた.こういうのなら分野が違ってもそれなりに読める.

テレビ電話の標準を策定しているさなか「会議ってさーあんまりテレビ画面みないよねー,音声だけでよくね?」といわれたりとか,濾波器(特定の周波数の電波をとりだすやつ?)を当時最新の数学理論で実装しようとして,実際のマシンが遅すぎて挫折.ようやく実装にこぎつけるも,一人で裏で作ったものなので有その用性を疑われ,その後なんだかんだで採用されるもテストなしで実践投入したので動かずそのあとずっと徹夜で作業とか.